Francisco Goya

フランシスコ・デ・ゴヤ

1746年、スペイン北東部サラゴサ近郊のフエンデトードスに生まれる。父親は鍍金師であり、芸術を愛好する気風の中で育った。14歳の時から約4年間、サラゴーサで地元の画家に師事して絵画の修行をする。この間、のちにゴヤの義兄となる、兄弟子・フランシスコ・バエウ、その弟ラモーン・バエウに出会う。1763年と1766年の2回、サン・フェルナンド王立アカデミーに出品したが落選している。1770年、大画家を目指してイタリアのローマに出た。イタリア滞在中にルネサンスの傑作に出会い、フレスコ画の技法を学んだ。パレルモ・アカデミーから奨励賞を受けた。1771年(25歳)帰国した。1772年サラゴザのピラール聖母教会から大聖堂の天井装飾の注文も受け、そのほかも任された。

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